事例紹介
RFIDを使った高度管理医療機器の在庫管理及び誤廃棄防止システム
既存業務の問題点
- ① 以下a~cをすべて手作業で行っていたため、バーコードシールの剥がし忘れによる未請求や、未使用医療機器の誤廃棄が発生していた。
- a) 医療機器の入庫時にはバーコードシールを貼る。各治療室の棚に保管する。
- b) 検査・治療にて使用した医療機器は、院内スタッフが「バーコードシール」を剥がす。
- c) 剥がした「バーコードシール」を対象に医事請求伝票を作成する。
- ② 治療室が複数あり、各部屋での医療機器の使用状況や在庫が把握できておらず、検査・治療時に使いたい医療機器が欠品していることがあった。
改善案
- ① 院内での医療機器の入出庫をRFIDタグで行う。
- ② 医療機器の誤廃棄を検知する。
- ③ 院内での医療機器の棚卸時間を短縮する。
- ④ 医療機器のリアルタイムな在庫状況と使用実績を確認できるようにする。
ハード構成
- ・パソコン1台(事務局)
- ・RFタグハンディターミナル 1台(事務局)
- ・RFIDテーブルスキャナ-3台(治療室)
- ・タブレット 3台(治療室)
- ・RFタグ高出力定置式リーダライタ 1台(廃棄場)
- ・読取りトリガーとして人感センサーを利用
- ・パトライト 1台(廃棄場)