弊社ケーウェイズはRFIDやQRコードを利用した自動認識のソリューションを中心に展開しているIT企業です。
RFIDやQRコードを活用した自社製品のパッケージソフトやシステム開発を通じて多くのお客様の現場改善の支援を行っています。
今回の記事は2024年を通じて弊社にお問い合わせが多かったソリューション導入例のTOP5をご紹介します。
この記事の目次
・資材管理の問題解消に「B-Touch」&RFID
・RFIDとゲート運用の導入ポイント
・RFIDとQRを活用したキッティング作業のポイント
・LED内蔵RFIDと専用ソフト「PIKACCHI」のポイント
・神社仏閣の授与品の在庫管理の問題とは
資材管理の問題解消に「B-Touch」&RFID
建築現場で組み立てる足場の資材。
資材レンタル業者様がお客様へ貸出と返却業務に生じる、「個体数の把握が困難」「未返却の発生」「貸出と返却の数量差異が不明」「貸出時や返却時の数量確認に時間がかかる」などの問題解消に弊社の物品管理アプリ「B-Touch」を活用した提案をしています。
各資材にRFIDを取り付けし(※1)個体管理。倉庫からお客様への貸出、返却時にRFIDを読み取って数量把握。現場での数量確認が必要な場合も持ち運びが可能な「RFIDハンディターミナル(読取り機器)」でレンタル品数量を把握し未返却の漏れを解消します。
ソリューションの詳細は以下の記事をご覧ください。
(※1)足場関連の資材は金属製品が主なため、資材貼り付け箇所や利用環境の電波干渉状況など確認が必須となります。
RFIDとゲート運用の導入ポイント
RFIDはQRコード運用以上の省人化や省力化を達成するために選択される場合があります。
アパレル業や製造業では、アイテム自体や通い箱にRFIDを取り付ける場合、RFIDを読み取る「RFIDゲート」を通過させRFIDを一括して読み取る運用が可能です。
RFIDゲート運用の特徴はハンディターミナルの読み取り運用と異なり読み取り担当スタッフが不要な点です。ソリューションの詳細は以下の記事をご覧ください。
RFIDとQRを活用したキッティング作業のポイント
QRコードやRFIDは各メリットとデメリットがありますが、それぞれの特徴を融合させた運用方法があります。
パソコンへ必要なソフト類のインストールや付属する資料類をセットしていく「キッティング作業」で、QRコードとRFIDの特徴を活かしたソリューションです。
パソコン自体にRFID内蔵のQRコードを印刷したラベルを取り付け、工程チェック表の各工程にQRコードを印刷します。
各工程でパソコン本体とチェック表の2つのQRコードを元にチェックを行い、入出庫時の作業はRFIDでパソコン個体数を一括把握する仕組みとなっています。
ソリューションの詳細は以下の記事をご覧ください。
LED内蔵RFIDと専用ソフト「PIKACCHI」のポイントとは
年々需要の高まりがある「LED内蔵RFID」は、RFIDの弱点を補うアイテムとなっています。
LED内蔵RFIDは「RFIDラベルが発光」、「発光するのに電池が不要」、「離れた場所からも個体把握が行いやすく」、「視野が確保しにくい暗い場所でも探しやすい」点が特徴となっています。
身近な場所では医療カルテ管理、図書館などの書籍管理、ホテルやブライダル業のクローゼットに保管する衣類管理、スーツケースなどの預かり品、飲食店のボトルキープ管理に活用が期待できます。
LED内蔵RFIDを利用するためのアプリケーションもケーウェイズの「PIKACCHI」で対応が可能です。
ソリューションの詳細は以下の記事をご覧ください。
神社仏閣の授与品の在庫管理の問題とは
結婚式やお祓い、年末年始にお世話になる機会の多い神社仏閣の授与品の在庫管理にQRコードを採用している場合があります。
神社仏閣内にも授与品を管理する倉庫があり、出庫した後に授与品を何処で保管しているか所在管理など手作業の運用が多いためデジタル管理を進める神社仏閣も増えています。
ソリューションの詳細は以下の記事をご覧ください。
記事のまとめ
如何でしたか?
今回の記事で紹介したソリューション例は、ご自身がお勤めの業界とは違う導入例もあったかと思いますが、「物の管理方法」など根本的な部分は共通性があり、今からシステム導入を検討する場合のヒントになったかと思います。
ケーウェイズは年間を通じて、約200件のプロジェクト担当をしており、業界に特化したシステム構築、業界を選ばないパッケージソフトなど、選択肢も豊富です。
ご興味をお持ちになった企業様、お気軽にお問い合わせください。