食品ロス削減。地球環境を守る賞味期限RFID管理術

食品ロス削減。地球環境を守る賞味期限RFID管理術見出し モノの管理

私達の生活は豊かになりスーパーやコンビニで弁当やおにぎりなど加工食品の購入が手軽に出来るものの、代わりに消費期限を過ぎた食品の売れ残りによる廃棄が多くなり社会問題になっているのも事実です。

消費期限を迎える食品情報を少しでも多くの消費者と共有して廃棄ロスを減らす活動に協力できないか?

そんな素朴な疑問から私達が普段開発で利用している「RFID」の特徴を活かし、食品ロス削減の一環に参加した商品期限管理システムの実例をご紹介します。

食品ロスが発生する理由

食品ロスが発生する理由はいくつかあります。

欠品防止と在庫消費の難しさ

食品だけに限らず「ほしい商品がない」ことによる顧客離れを防ぐために、需要よりも多く発注することがあります。タイミングよく消費できればよいですが売れ残った場合、食品には消費期限があるため破棄しなければなりません。ただでさえ難しい発注管理に消費期限の観点を加えることは容易ではありません。

ブランドイメージや利益の保持

商品のブランドイメージによっては、安さを売りにしたくないために値引きを避けることがあります。また、店舗に「夕方になると安くなる」というイメージがつくと、定価購入する顧客が減り、全体利益が下がってしまいます。

消費期限の短さ

サンドイッチやおにぎりなどは消費期限が数時間~1日ととても短く、発注管理がとても難しいです。上記にあげた欠品防止の観点からも多めに発注してしまうことがあるため、在庫消費はさらに難易度が高くなります。

廃棄ロスを避けるために

廃棄ロスと、値引きによる利益減少を比べても、廃棄の方が圧倒的に損失が大きいといわれています。今回のシステムでは3つの理由のうち、在庫消費と短い消費期限に注目して「消費期限の近い商品の販売促進」を行いました。

身近な所から始める食品ロス削減の取り組み

弊社開発で利用する「RFID」は電波を飛ばし一度に複数の情報を読み取る特徴があるため、アンテナを設置した場所に「RFID」を置くと、常時データを読み込める運用が可能です。人を介さずに読み取り、データの取得ができるため消費期限のチェックを何度も行う必要がありません。

そんな「RFID」の特徴を活かしコンビニやスーパーで販売する「お弁当」や「おにぎり」など賞味期限が短い食品に「RFID」を取り付け廃棄ロスを未然に防止し販売を促す仕組みを導入しました。

食品廃棄ロスを減らす「RFID」活用システム
短期の消費期限の食品に「RFID」を取り付けて管理し、消費者へ消費期限が近づいた製品情報を通知し購入を促すことで、食品ロスを削減し地球環境の保全を守るシステムを活用した循環モデルとなっています。

食品ロスを削減する消費期限管理の概念

短期の消費期限の食品廃棄を防ぐ通知機能モデル

システム概要

PCアプリとスマートフォンアプリの連携で構成されています。PC側アプリではクラウド環境で商品の消費期限の管理、スマートフォン向けのアプリでは消費者に対して情報を配信します。

納品

店舗に商品が納品されます。クラウド環境で管理されている商品情報と消費期限情報を呼び出し「RFID」に書き込みます。RFIDプリンタを使用することでタグの表面にも情報の印字が可能です。

陳列

「RFID」を取り付けた商品は店舗内の商品棚に陳列。陳列棚には「RFID」を読み取るアンテナを設置し製品が陳列されるとアンテナが製品ラベルの「RFID」情報を読み込み、賞味期限情報をクラウドに送信します。

クーポン通知

賞味期限が間近の製品情報はアプリを登録している消費者に通知。消費者は自分が購入したい店舗で購入可能な期限間近の製品情報を確認して購入判断。

購入

実際に店舗に足を運んで製品購入を行いレジで製品と一緒にスマートフォンを提示。アプリ内のQRコードを提示すると割り引いた価格で製品を購入することが可能です。

この記事のまとめ

如何でしたか?

「RFID」を活用した食品廃棄ロス削減の動きは今始まったばかりですが、店舗側として売上やコスト削減だけではなく、社会的貢献をしている企業イメージにも繋がります。

店舗側は食品廃棄ロスを削減し、来客を促すことで売上確保に繋がる。消費者はスグ消費する製品をお買い得に購入。元々廃棄予定になるはずだった製品が廃棄される食品ロスが減る好循環なビジネスモデルを「RFID」が支えています。

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