さまざまな業界でいろいろな物品の管理に大活躍中のB-Touch。
今回はカードショップ内のトレーディングカードの管理にB-Touch Light版を採用した事例についてご紹介します。
B-Touch Light版について
B-TouchはRFIDとQRコードを使用した物品管理システムです。
商品に取り付けたRFIDタグやQRコードをリーダーライターで読み取ることで、「どの商品」が「どこ」に「どんな状態」であるかを管理することができます。
持出・返却・棚卸機能を搭載した「標準版」と入荷・出荷・棚卸業務を搭載した個数管理ができる「数量管理版」があり、棚卸機能に特化したバージョンが「Light版」です。価格は標準版の半分で、棚卸機能のみが必要なユーザー様や、RFIDタグやQRコード運用を試しに導入したいユーザー様に最適です。
トレーディングカードの管理方法
トレーディングカードにもいろいろな種類があり、アニメ・ゲーム系の中でもレアなものがたくさんあります。今回のカードショップ様では一定価値以上のカードにのみRFIDタグを貼り付け管理しています。
①カード情報の登録
まずB-Touchに管理したいカードの情報を登録します。大分類や中分類を活用してカードのカテゴリわけも可能です。CSV取り込み機能を使用すると複数枚登録できます。
②RFIDタグの貼り付け
実は繊細なトレーディングカード。少しの汚れや折れでも価値が下がってしまいます。そのために商品管理、保管には注意が必要です。RFIDタグを直接貼り付けることは、商品価値を下げてしまうためできません。直接貼り付けを避けるためにカードをスリーブ(プラスチック製の透明なビニール)に入れてその上にRFIDタグを貼りつけます。
③ショーケースへ陳列
RFIDタグの読み取りは遮蔽物があっても可能です。レイアウトの制限なくショーケースへの陳列ができます。店舗内のレイアウトデザインを損ねることがありません。
カードショップでの棚卸の手順
①棚卸対象のカードを選んで指示ファイルを作成
PC側のアプリで棚卸対象のカードを選択します。データの設定を工夫することで棚卸の単位を限定できます。複数作成できるので担当ごとに分けることも可能です。
エリアごとに棚卸をしたい場合はカードのデータに場所を設定、カードのランクごとに棚卸したい場合はカードのデータに分類を設定することで絞り込みが可能です。
②Androidアプリで指示ファイルを受信
Android端末で指示データを受信します。複数の指示ファイルを受信することができます。担当者のユーザーコードが指示データ名に入っているので、担当の棚卸指示ファイルが一目でわかります。
③トレーディングカードの読取
対象のカードのそばでリーダーライターをかざして読み取りをおこないます。
ショーケースの中のカードは、扉を開けてかざすことで読み取りが可能です。カードを手に取る回数が減るため、こすれによる劣化を最小限にとどめることができます。
読み取り中は一覧から進捗を確認できます。途中で一旦停止もできるので、接客の合間でも作業ができます。
④実績の登録
指示通りに読み取りが完了したら、棚卸の実績として確定します。Android端末からPCへデータを送信します。PC側で実績履歴と最終棚卸日時を確認できます。
システム導入効果
一番の導入効果は棚卸の時間短縮です。店舗の規模にもよりますが管理するカードの枚数は10,000枚を超えることもあります。システムを導入することで、2日間かかっていたものが半日で終わるようになりました。
そのほかにも商品の判別の難しさが解消されました。トレーディングカードは見た目が同じでも、状態やレア度で価格が違います。たくさんのカードから指定された商品を探し出すのは慣れている店員さんでも時間がかかり、知識量に依存していました。
RFIDタグは探索機能にも長けているため、カードを指定してリーダーライターをかざすことですぐに見つけることができるようになりました。カードの状態をデータで持っているので、誰でも間違いなく対象のカードを探すことができます。
その他の活用事例
B-TouchのLight版は棚卸のみのシンプルな物品管理システムです。タグの選定や読取機器の選定をしっかり行うことで、業界や運用環境に柔軟に対応可能です。
食品製造工場の固定資産管理
製造工場内の固定資産すべてにRFIDタグを貼り付け棚卸を行いました。
B-Touchを導入する前は目視で確認していたため一度の作業量には限界がありました。すべての固定資産を棚卸し終える前に固定資産の増減が発生することも多く、正しいデータの把握にも時間がかかっていました。
システム導入後は、資産の追加時にプリンタ―でタグを発行する機能を使用し貼り付けることで、増加分ももれなく棚卸作業を行うことができました。
研究施設内の検体管理
検体にRFIDタグを取り付けて管理しました。
B-Touchを導入する前は目視での確認のため棚卸頻度を低くせざるを得なかったのですが、棚卸の作業スピードが向上したため毎日確認することが可能になりました。棚卸実績も履歴として残せますので、報告にもそのまま利用できます。
RFIDやQRコードでのお試し物品管理
自社の商品の管理には何が一番最適かを判断するためには、実際にシステムを使ってみることもお勧めです。まずはLight版でお試しいただき、標準版や数量管理版に移行することも可能です。
まとめ
今回はB-Touch Light版を採用したショップ内でのトレーディングカード管理をご紹介しました。
今回ご紹介したソリューションが気になった方はケーウェイズまでお気軽にご相談ください。パッケージやRFIDタグ、ハードの選定までお客様の業務運用に合わせたご提案が可能です。
